【女性向け】カラオケで音痴でも歌いやすい曲10選！バレないコツや自信を持つ方法

「カラオケ苦手すぎて、毎回うまく断ってる…」
「音痴なのバレたら恥ずかしい…」

そんな風に悩んでいる女性、脳に焼く男女問わず多いですよね。
でも実は、“歌いやすい曲を選ぶだけ”で印象はガラッと変わります。

大事なのは「うまく歌うこと」じゃなくて、「下手に聞こえない曲」を選ぶこと。
ちゃんとポイントを押さえれば、音痴でも“それなり”に聞こえる曲はたくさんあります。

この記事では、ボイトレ歴7年で数多くのお芝居、ミュージカルに出演してきた筆者が音痴でも歌いやすくてウケがいい曲を10曲、厳選して紹介します。
恥をかかずに済む曲・コツも紹介するので、「バレずに乗り切りたい！」人はぜひ最後まで読んでください。

カラオケで音痴がバレない・思われないための曲の選び方

歌いやすい曲を探したいと思っても、どんな曲を選べばいいのか分からない人は多いと思います。

ですが、実はポイントさえ知っていれば誰でも歌いやすい曲を見つけることができるんです！

この後紹介する、＂歌いやすい曲10選＂の選考基準もこれに則ったものとなっていますので、ぜひここで歌いやすい曲の特徴を確認しておいてください。

音域が狭い

歌いやすい曲を選ぶ際、まず注目したいのが「音域の狭さ」です。

音域とは、曲の中で使われている最も低い音から最も高い音までの幅のこと。音域が広い曲は、それだけで歌うのが難しくなってしまいます。

高音になると喉に力が入りやすく、音程をキープするのも難しくなりがちです。反対に、音域が狭い曲は声のブレが目立ちにくく、比較的安定して歌うことができます。

一般的に、歌唱力が高いとされる歌手の曲は2、3オクターブに渡る音域のものが多く、その歌を歌いこなそうと思うと自分自身の音域をそこまで広げないといけないという壁が出てきてしまいますが、本記事で紹介している曲は、1オクターブ前後のものがほとんどです。

テンポが遅い

テンポが遅めの曲は、リズムを取りやすく、余裕を持って歌えるのが魅力です。

ゆっくりしたテンポの曲であれば、一つひとつの音や言葉に集中できるので、音程を外しにくくなります。また、余裕を持って歌えることで、緊張しがちなカラオケでも落ち着いて自分のペースを保ちやすくなります。初対面の人と行くカラオケなどでも、安心して選べるポイントのひとつです。

音程の跳びが少ない

音程の跳び（ジャンプ）が少ない曲は、声を滑らかに出せるため、音痴に見えにくくなる大きなポイントです。

急に高い音に飛んだり、低音に落ち込んだりするメロディは、音感のある人でも歌いにくいもの。とくに音程バーがある機種では、その“跳び”の部分でミスをしやすく、点数が安定しません。

誰もが歌えるような「ぞうさん」や「大きな栗の木の下で」などの童謡がわかりやすい例ですが、歌いやすい曲はキャッチーでありながらも、メロディーラインがシンプルに作られているのが特徴です。

逆に、メロディの動きがなだらかな曲は、声の流れも自然に出やすく、音程のズレが少なくなります。

原曲キーが高すぎない

原曲キーが高すぎると、どうしても喉に無理がかかってしまい、声が裏返ったり、力んで音程が不安定になったりしてしまいます。

無理に高音を出そうとすると、自分でも気づかないうちに音を外しがちです。

また、カラオケではキーを下げられる機能がありますが、あまりにも下げてしまうと曲の印象が変わってしまうことも…。

語尾の処理がしやすい曲

歌っているとき、「語尾がブレて音が外れたように聞こえてしまう…」という経験はありませんか？

実は、音程を外したように感じる瞬間の多くは、語尾の処理がうまくできていないことが原因です。

初心者の方には、語尾を無理にコントロールしなくても自然にまとまる曲がおすすめ。結果として“音痴っぽさ”をグッと減らすことができます。

女性におすすめ！カラオケで歌いやすい曲10選

いよいよここからは、筆者が厳選した音痴な人でも歌いやすい曲を解説していきます！

最近の曲だけでなく一昔前の曲も取り入れているので、色々な年代の人に楽しんでいただける選曲になっていたら嬉しいです。

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スマイル/森七菜（原曲：ホフディラン）

🎵楽曲紹介
ホフディランが1996年にリリースしたものを、女優の森七菜がカバー。オロナミンCのCMでおなじみのこの曲。明るくてキャッチー、そして歌いやすい！

カラオケでもウケがよく、初対面の人との場でも安心して選べる一曲です。

評価項目	レベル	ポイント
音域		1オクターブちょっとで収まり、裏声もほぼ不要！
メロディのシンプルさ		音域はB3～C#5と女性の平均的な音域が使われています。耳馴染みよくリズムも素直。まさに“歌いやすい”の代名詞。
歌詞の覚えやすさ		わかりやすい単語で構成されており、単純かつ明るい歌詞なので比較的覚えやすい。フレーズが繰り返し多めなので、少しだけ混乱注意。
テンポ感		基本的には同じフレーズがずっと続く構成。余韻たっぷりの語尾で、音程も取りやすい構造。

🎤 総評
「誰でも歌える」を体現したような、やさしさ満点の名曲。歌唱力に自信がなくても、気持ちよく歌えるから自信につながりますよ！

糸/中島みゆき

🎵楽曲紹介
1998年に中島みゆきさんがリリースした、誰もが知っている超名曲。元々は、結婚する知人のために作った曲だそうです。人の出会いや縁をしっとりと美しく描いた素敵なバラード。結婚披露宴でよく使用されています。

評価項目	レベル	ポイント
音域		音域はF3～A#4と1オクターブ以上あるものの、最高音が低いためかなり歌いやすいです。ただ、最低音F3は女性にとっては少し低いため、場合によってはキー変更も検討しましょう。
メロディのシンプルさ		大きな跳躍がなく、落ち着いて歌いやすいメロディ。
歌詞の覚えやすさ		詩的な歌詞。意味をかみしめながら覚えるとスッと入る。
テンポ感		スローテンポで、言葉を置いていける安心感あり。

🎤 総評
派手さはないけど、しっとりと心を込めて歌いたいときにぴったり。低音が出れば初心者にもおすすめ。表現力で勝負したい人に向いている一曲です。

愛のしるし/PUFFY

🎵楽曲紹介
人気ボーカルユニット「PUFFY」が1998年リリース。平成のCMソングとして知られており、懐かしいと感じる人も多いのではないでしょうか。耳に残るキャッチーなメロディが印象的で、近年ではTikTokで大バズりし、若者にも広まりました。

評価項目	レベル	ポイント
音域		音域はB3～B4となっており、女性の平均的な音域。1オクターブのみなので音域に自信がなくても比較的安心です。
メロディのシンプルさ		耳に残りやすくわかりやすいものとなっています。
歌詞の覚えやすさ		歌詞の文字数がかなり少ないうえに、冒頭のサビとラストのサビの歌詞が同じなので、簡単に覚えられる曲。
テンポ感		アップテンポでシンプルなメロディーラインなので、テンポは速め。でもリズムに乗れれば多少のミスもOK。

🎤 総評
テンポが早くてもメロディも歌詞もシンプルだから、初心者にもおすすめ。音域が狭いので、声が出るか不安な人でも安心して選べる鉄板曲！

マリーゴールド/あいみょん

🎵楽曲紹介
2018年リリース。紅白でも披露されたことで一気に知名度が上がり、今やカラオケの定番曲。ストレートな歌詞と優しいメロディで、幅広い層に愛され続けています。

評価項目	レベル	ポイント
音域		F#3～B4。無理のない高さで、原キーでも十分対応可能。
メロディのシンプルさ		跳躍も少なく、クセもないメロディ。歌い慣れた人には◎。
歌詞の覚えやすさ		文字量がかなり多いので、覚えやすいかと言われればそうではないかもしれません。ただややこしいわけではないので、ひとつひとつ意味を理解して読み込めば覚えられるかと思います。
テンポ感		高くない上に裏声やビブラートが使われていないので、真似がしやすい点が1番のポイントです。原曲をよく聞き込んで歌ってみてください。

🎤 総評
高音も少なくテクニックも不要だから、原曲通りに真似しやすい！
しっかり聴き込んで丁寧に歌えば、歌唱力に自信がなくても“うまい人感”が出せる、超優秀な一曲。

晩餐歌/tuki.

🎵楽曲紹介
中学生でリリースし話題に。TikTokを中心に若年層から圧倒的支持を受け、YouTubeでは再生数5000万回超え。感情を揺さぶる歌詞と幻想的な世界観が魅力です。

評価項目	レベル	ポイント
音域		G#3〜F5とやや広め。裏声を使いこなせれば対応可。もし高いと感じるのであればキーを落とすことも検討してみましょう。
メロディのシンプルさ		言葉数は多いが、跳躍が少なく一定リズムで歌いやすい
歌詞の覚えやすさ		文字量は多いですが、サビはほとんど毎回同じ歌詞なので、そのほかをクリアすれば問題ないでしょう。
テンポ感		リズムに乗りやすく、原曲に合わせれば迷わず歌える。

🎤 総評
音域の広さが少しネックだが、裏声を使えば十分対応可能。
跳躍が少ないメロディでリズムも取りやすく、原曲をしっかり聴き込めば初心者でもしっかり歌える1曲です！

ルージュの伝言/松任谷由実

🎵楽曲紹介
ジブリでおなじみ！世代を超えて愛される名曲。1975年リリースの名曲。映画「魔女の宅急便」の主題歌として一躍有名に。幅広い年代に親しまれ、多くのアーティストにカバーされている定番ソング。

評価項目	レベル	ポイント
音域		G3〜C5とやや低め。高音が苦手な人にも安心。最高音があまり高くなく、全体的に音域の低めな曲といえます。
メロディのシンプルさ		クセが少なく、自然にメロディが入ってくる構成。
歌詞の覚えやすさ		リピートが多め＆ストーリー仕立てで覚えやすい。ひとつのお話として考えて落とし込むと覚えやすいかと思います。
テンポ感		軽快なテンポ感があり、気持ちよく歌える。

🎤 総評
音域が低めでメロディも素直、歌詞も覚えやすくてとにかく歌いやすい！
ジブリの力で場のウケも◎、カラオケで万人ウケしたいならコレ一択。

ただ君に晴れ/ヨルシカ

🎵楽曲紹介
2018年リリースされた人気ユニット「ヨルシカ」の楽曲。MVは驚異の2億回再生超え！
ボーカルsuisの透明感あるハスキーボイスと切ないメロディが心を打つ、根強い人気曲。

評価項目	レベル	ポイント
音域		D3〜D#5と広くはないが、原曲キーはやや高め。少し高めの音域になっているので、高音域が得意な人にはもってこいな曲です。
メロディのシンプルさ		跳躍が少なく、耳馴染みの良いメロディ構成。
歌詞の覚えやすさ		表現が詩的で美しい反面、普段使わないような言い回しや単語が出てくるので、多少覚えにくさを感じてしまうかもしれません。
テンポ感		テンポは中速で心地よいが、語数がやや多め。

🎤 総評
派高音が映える構成ながら音域は狭めで歌いやすい。
キー調整もしやすく、感情を込めて歌えばバッチリ映える1曲！

サマータイムシンデレラ/緑黄色社会

🎵楽曲紹介
月9ドラマ『真夏のシンデレラ』主題歌として話題に。
ボーカル長屋晴子の芯あるクリアな歌声が、夏の疾走感を爽やかに彩ります。「The 夏」な曲。

評価項目	レベル	ポイント
音域		G3～E5で少し高めだが、最高音は1か所だけ。女性の平均的な音域より少し高めな部分が入ってきています。
メロディのシンプルさ		複雑そうに聴こえるが、実は辿りやすい構成。原曲をしっかり聞いて練習すれば問題ありません。
歌詞の覚えやすさ		繰り返しが少ない分、意味を理解して覚えよう。、難しい言葉はあまり出てこないので、意味をしっかり理解して覚えていけば覚えられるレベルかと思います。
テンポ感		やや速めテンポだが、リズムに乗れば気持ちいい！

🎤 総評
ちょい高めだけど、メロディが素直で覚えやすい！
夏のカラオケで盛り上がれること間違いなしの爽快ポップ！

ちゅ、多様性/あの

🎵楽曲紹介
クセになる！中毒系アニソンポップ。アニメ『チェンソーマン』ED曲として話題に。
紅白歌合戦でも披露され、幅広い層にインパクトを残しました。印象に残る歌詞とメロディーが特徴的です。

評価項目	レベル	ポイント
音域		A#3〜C#5で狭め。無理なく歌える高さ。
メロディのシンプルさ		繰り返し多め＆一定リズムで構成もわかりやすい。
歌詞の覚えやすさ		一見複雑だけど、中毒性のある内容なので、耳に残って自然と覚えると思います。
テンポ感		速すぎず、リズムにノれると気持ちよく歌える。

🎤 総評
クセ強ワードとキャッチーメロディのバランスが絶妙！
音域も狭めで、キー調整も簡単。歌いやすさ高めな“沼る系ソング”。

オトナブルー/新しい学校のリーダーズ

🎵楽曲紹介
昭和テイスト×令和バズ！TikTok発の大ヒット曲。
昭和風サウンドに乗せた個性的なパフォーマンスが話題に。
日本だけでなく海外でも人気爆発中の1曲。

評価項目	レベル	ポイント
音域		A#3〜C5で女性平均的。無理なく歌いやすい。
メロディのシンプルさ		シンプルで万人受けする構成で、誰でも楽に歌えるような印象です。
歌詞の覚えやすさ		歌詞の覚えやすさは普通。一部似た歌詞に注意。慣れれば問題なし
テンポ感		テンポがゆったり。落ち着いて歌えるのが◎。

🎤 総評
音域・メロディともに安定感あり。テンポも緩めで歌いやすい！
レトロな曲調を楽しみつつ、キー調整の余地もある万能曲。

カラオケで音痴がバレない歌い方

「音痴かも…」と不安でも大丈夫。ちょっとしたコツを押さえるだけで、誰でも自然に上手く聞こえる歌い方ができるようになりますよ！

そのやり方を以下で解説します。

リズムに合わせて手拍子しながら歌う

歌っているときにどうしてもテンポがずれてしまう方には、リズムに合わせて手拍子や足踏みをしながら歌う方法がおすすめです。

最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、小さな動きでも大丈夫。自分の身体がリズムを刻んでくれることで、音程に気を取られすぎず、より感情を込めて歌えるようになりますよ。

息継ぎは深く、浅く早口で詰めない

つい歌詞に夢中になってしまい、息継ぎを忘れて一気に歌ってしまう方も多いですが、それが音程のブレや苦しさの原因になることがあります。

大切なのは、歌い出す前にしっかり深呼吸をして、余裕をもってフレーズを歌うこと。

音程より「話しかけるように」歌ってみる

音程を意識しすぎると緊張してしまい、逆に不安定になることがあります。そんなときは「歌う」というより「話しかける」気持ちでメロディにのせてみましょう。

例えば大切な人に手紙を書くように、心をこめて語りかけるように歌うと、自然と感情が伝わりやすくなります。

声の出しやすいキーに調整して無理しない

カラオケの原曲キーが高く感じるときは、ためらわずにキーを下げてみましょう。

「原曲のまま歌わなきゃ」と思いがちですが、自分の声に合った高さで歌うことが一番大切です。

カラオケをもっと楽しむためには？

カラオケの醍醐味と言えば、みんなでわいわい楽しむことですよね！

でも人前だと緊張するし、楽しむなんて二の次という人もいるのではないでしょうか？

それでもカラオケを最大限楽しみたい人のために、カラオケを楽しむためのコツを紹介していきます！

自信を持って歌うこと

何事もそうですが、恥ずかしがってしまうことで余計に格好悪く見えてしまいます。

何か理由があって人前で歌わざるをえなくなった場合は、下手であろうがなんであろうが気持ちを振り切って自信満々に歌ってしまうのがおすすめです。

頑張っている姿は誰かが見ています。心配や不安は尽きないと思いますが、自信を持って堂々と歌えば、周りの皆もきっと盛り上がってくれますよ！

リラックスする方法

歌う前は少し緊張してしまいますよね！そんな時におすすめなリラックス方法は、ベタですが深呼吸です。

曲が始まる前にゆっくり深呼吸。それだけでも、気持ちが変わると思いますよ！

友達と一緒に楽しむコツ

気の知れた友達とカラオケに行くのであれば、正直に歌が苦手だということを伝えてみてもいいかもしれません。

友達とカラオケに行く大体の理由は、＂楽しむため＂かと思います。

純粋に、一緒に歌っていて楽しい！と思えるだけでも、友達とカラオケに行く意味はあると思いますよ。

まとめ～自信を持ってカラオケを楽しもう！～

ここまで、平均的に見て歌いやすい曲を紹介してきましたが、歌いやすいと感じるかどうかは人ぞれぞれな部分もあります。ただこの記事で紹介した曲は、キー変更が容易にできるものであったり、楽しく歌えば誤魔化せてしまうものたちなので、何を歌えばいいかわからなくなった時にはぜひ取り入れてみてください。

そして何より、歌うことを楽しんでいただけると嬉しいなと筆者は思っています。

楽しんでいれば、いつのまにか自信がついてくるかもしれませんよ！