ダンスが上手くなる方法は？初心者でもできる練習と上達のコツ

ダンスを始めたばかりの方で以下のような悩みを持つ人は多いのではないでしょうか？

このように不安に思うことは至って普通です。しかし、基礎を大切にして少しずつ練習を重ねれば、初心者でもダンスを上達させられます。

今回は実際にしていた練習方法を紹介しながら、今日から取り入れられる練習方法など上達するためのコツをわかりやすく解説していきます。

ダンスが上手くなるコツなどを、ダンス歴10年以上の筆者が徹底的に解説していきます！

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ダンスが上手くならない原因と初心者のつまずき

ダンスを始めたばかりの人が伸び悩むことは珍しくありません。ということで、まずはダンス初心者がつまずきやすいポイントを解説していきます！

リズム感や基礎練習が不足

まず、ダンスが上手くならない原因としてあげられるのは、リズム感や基礎練習不足です。

リズム感は曲を聞いたり、体を動かしていくと次第に生まれるものです。特に振りを覚えたい曲や課題曲はたくさん聞くことで振り覚えの速さなどに繋がっていきます。また、基礎練習が不足していることで思うように体を動かすことができなくなります。

基礎練習で特に重要なのはアイソレーションです。

アイソレーションは、体の部位ごとに動かしていく方法で、綺麗に踊るうえでとても大切な練習方法なので、毎日行うのが理想的です。

練習環境が整っていない

練習環境が整っていないことも、初心者がつまずきやすいポイントです。

ダンスを練習する環境には鏡が欠かせません。

自分が踊っている姿を鏡で確認し、動きが合っているのか見る必要があります。

ただし、家に鏡がない方も多いのではないでしょうか？

もちろんスタジオなどで全身鏡を見るのが一番効果的ですが、自宅周辺でもきっと自分の動きを確認できる場所があるはずです。

まずは自分が十分に動けるスペースと、自分の踊っている姿が映る場所を見つけて環境を整えましょう。

環境の工夫一つでぐんとダンスが上手になりますよ！

他人と比べすぎてしまう

初心者がつまずきやすいのが「自分と他人を比べて落ち込んでしまうこと」です。

たくさんの人がいる環境で踊っていたら、自分の踊りと比べてしまうのは当たり前です。「自分は下手だ…」と落ち込む方も少なくないでしょう。

しかし、人と比べる中で練習のやる気に繋がると良い刺激になっていると考えられるため、他人と比べることも上達に繋がるポイントになります。

他人と比べてしまう方は、比べてネガティブになるのではなく、相手から良い刺激をもらっているというポジティブ思考になることが大切です。

初心者がダンスで上達するための基礎練習

ダンスを楽しみながら上達するためには体づくりや基礎練習が欠かせません。ここでは、初心者でも今日から取り入れられる基本的な練習方法を紹介していきます。

ストレッチ・体幹トレーニングで体づくり

ダンスを上達させるには、柔軟性と体幹の安定が欠かせません。

柔軟性は「生まれつき」と思われがちですが、実は継続すれば誰でも身につけられます。
体が硬い人でも、毎日の習慣で確実に変化が見えてくるはずです。

ストレッチを行うベストタイミングと効果

タイミング	理由	効果
風呂上がり（就寝前）	血行が良く、筋肉が温まっている状態	可動域が広がり、ケガの防止にも◎
朝の軽い運動前	身体を目覚めさせる準備運動に最適	筋肉の緊張をほぐし、動きがスムーズに

特にお風呂上がりのストレッチはおすすめです。

忙しくても、たった10分を習慣にするだけで、本当に体って変わるんです。無理せず気持ちいい範囲で続けてみてくださいね！

↓ストレッチはこちらの動画が参考になります！

体幹を鍛えるメリット

柔軟性に加えて、体幹を鍛えることも大切です。

体幹が安定していると、ダンス中のブレない姿勢や安定したターンが可能になります。
体幹は腹筋だけでなく、背中や腰まわりも含めた“軸の筋肉”全体を指します。

体幹を鍛える主な方法は以下の通りです。

トレーニング	期待できる効果
プランク	軸が安定して回転・ジャンプがブレにくくなる
ヒップリフト	骨盤・背中のバランス改善
バランスボール	インナーマッスル強化・姿勢改善

続けるコツ

毎日少しずつ続けることが、結果的に一番の近道です。
完璧を目指すより、「昨日よりちょっと動けた」を積み重ねていきましょう。

リズム感を鍛える手拍子・ステップ基礎練習をやる

ダンスの練習ではリズム感、ステップ練習が欠かせません。

ダンスが上手な人は、リズム感があり、ステップが上手い特徴があります。

好きな曲で練習をするからこそ、気分を上げながら楽しんでリズム感を身につけられると実感しています。

ただし、ステップ基礎練習に関しては、ステップといっても何から始めたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか？

そんなステップ練習に困っている方におすすめなのが、YouTubeを活用した練習です。初心者に向けた丁寧な解説が載っているので、練習方法が分からない方は参考にしてみましょう。

アイソレーションで身体の動きをコントロールする

ダンス特有の「かっこよさ」を引き出すにはアイソレーションの練習が欠かせません。

アイソレーションとは体の特定の部分だけ動かすことです。アイソレーションの練習を継続することで踊りの幅が広がったり、表現力が向上します。

初めてやる方は必ずといっていいほど、上手くいかないことが現実です。

今までできなかったことが1つずつできるようになり、上達していく過程が分かることもモチベーションに繋がります。

今日からできる練習方法と上達のコツ

上達するためには、日々の小さな練習を継続することです。初心者の方でも今日からできる練習方法について紹介します！

好きな曲を使ってモチベーションを維持

ダンスを続けていくことで大切なことは「楽しむ」ことです。

好きな曲と普段聞かないような曲との振り覚えの速さを比較した際に、好きな曲のほうが振り覚えも速いと実感しました。「楽しい！」と感じながら振り覚えをしたからです。

普段聞かないような曲を新しく挑戦することも大切なのですが、まずは楽しいと感じる曲選びをし、ダンスが楽しいと思えるようにすることが大切です。

少しずつ振り付けを覚える

上達するには、振り付けを一気に覚えるのではなく、少しずつ覚えることが大切だと考えます。

振り覚えが苦手だったからこそ少しずつ覚えるようにした結果、1つ1つの振りを確実に覚えて次に進めるようになりました。

振り覚えが苦手な方はぜひ参考にしてみてください。まずは自分が一度にどのくらい覚えられるのかを把握しておくことが大切です。

動画で動きを確認し改善ポイントを探す

動画で自分の動きを撮ることも現状態を振り返るうえでの大切なポイントです。

苦手な部分や現にできていない部分をすぐに把握できるので、次に練習すべき箇所を見つけやすくなります。

また、動画を残しておくことで最初と現時点での自分の姿を比較することができ、成長を実感してモチベーションにも繋がりますよ。

毎日10分でも基礎練を継続する

10分程度の短時間でも基礎練習を継続することが大切です。

たとえば学校や仕事との両立で、ダンスのための時間がない日もありますよね。その際は無理をせずにできる範囲で基礎練習をしましょう。

あくまで10分間というのは目安ですので、続けられる範囲で時間を設定してみてください。毎日たくさん時間をとって練習しないと上手くなれないことはありません。

ダンスを上手く見せるコツと初心者でもすぐ実践できる方法

ダンスは技術だけでなく「見せ方」も大切です。表情や動きの工夫を取り入れることでさらにレベルアップができます。この章では、初心者でもすぐに試せる実践的なポイントを紹介していきます。

表情とキレのある動きを意識する

ダンスを上手く見せるためには、自信のある表情とキレのある動きを意識しましょう。

曲調によって表情を変えることが大切です。例えば、楽しそうな曲調なのに真剣な顔で踊るとどうでしょう？これは曲調と表情が合っていないことが分かると思います。

観客にもその違和感は伝わるので、曲調を理解したうえで表情を変えていく必要があります。

他人から見ても表情の変化がわかるためには、自分が思っている何倍もの表現力が必要になります。人前で笑顔の練習をすることが恥ずかしい方は一人のときに鏡を見ながら笑顔の練習をしてみましょう。

大きな動きで全身のシルエットを見せる

ダンスを上手く見せる上では、大きな動きをすることが大切です。

大きなステージで小さく踊る姿はお客さんからすると動きが見えずらくなります。特に身長が低い方は他の人の2倍程大きく踊る意識をしましょう。

ポイントは動きの中で「止めるところは止める」「伸ばすところは思い切り伸ばす」といったメリハリをつけることです。

これを意識し始めたところ、実際にダンスの講師から「周りの子たちと身長が変わらなく見える！」と言われたこともあります。

自分が思っている何倍も大きく踊ることで、周りのダンサーの背が高くても同じように見映えするパフォーマンスができますよ。

衣装やメイクなど外見に気を付ける

ダンスを披露するうえでの、衣装やメイクは欠かせません。

衣装、メイクや髪型を曲の雰囲気にマッチさせることで、パフォーマンスとしての完成度が高まります。踊りの他に衣装やメイクを工夫することも上手く見せるためのポイントです。

そのため、メイクや衣装決めもいつもと違う自分に出会えるのでとても楽しいです。

中には踊りのことを考えず衣装メインで考える方もいますが、もちろん踊りに制限がかかってしまいます。飾りが取れてしまう、足に引っかかる、重くて踊りづらい等さまざまです。

衣装も重要ですが踊りの邪魔にならないことも考えて衣装選びをすることが大切です。発表会などの本番で初めて着るのではなく、リハーサル段階で試着し、踊りに支障がでないか確認しておきましょう。

ダンスの上達が早い人の特徴から学ぶ方法

ダンスが上達する人には共通しているポイントがあります。ここでは、初心者でも真似できる特徴を紹介していきます。

アドバイスを素直に取り入れる

アドバイスを素直に取り入れる方は上達が早い特徴があります。

注意や否定をされると嫌な気持ちになることもありますが、上達をするためにはアドバイスを素直に受け止めることが大切です。

筆者自身、自分は完璧だと思わず、講師や周りの方に指摘を受けたときは「自分のために言ってくれてる」「アドバイスをもらえて嬉しい」とポジティブに考えるようにしています。

アドバイスをもらいダンスに取り入れてみた結果、踊りやすくなり、周りからも良く見られるようになりました。

音楽をよく聴き込む

音楽をよく聴き込むことによって振り覚えが早くなり、どういう曲調でどのように踊ったらいいのかが分かるようになります。

特に「覚えたい」「踊ってみたい」と思っている曲に関してはよく聴き込むことが大切です。課題曲、踊りたいと思っている曲をたくさん聞くことによって曲の理解度が上がり、より世界観を引き出すダンスができますよ。

私は曲が決まったらまず5回はじっくりと聞いてから練習に取り組み、その後も毎日必ず曲を聞いてから練習を始めています。通勤・通学中もほぼ必ず曲を聞くようにしていました。

曲の雰囲気に合わせて表情管理ができるようになり、自然な動きになることもポイントです。

比較ではなく自己成長に集中する

最初のうちはどうしても周りと比べてしまいますよね。私自身もよく比べてしまうことがあるのですが、その際には比べて落ち込むよりも「いい部分を真似する」ことを心掛けています。

比較することは悪いことでは無く、捉え方次第では自分の気持ちを上げるスパイスにもなります。「あの人より上手くなりたい」という気持ちは強い原動力になります。

ダンスが上手くなりたいなら通いたいおすすめ教室

ナユタス｜初心者からプロ志向まで幅広く学べる人気スクール

(出典:ナユタス)

校舎数	約60校舎
コース	プロボーカル、ボーカル、舞台ミュージカル、声優、話し方、洋楽・発音矯正、K-POP、ジャズダンス、弾き語り、ジュニア・キッズ
対応ジャンル	ヒップホップ K-POPダンス ジャズ（Jazz） コンテンポラリーコース バレエ キッズ・ジュニアダンス
練習室レンタルの可否	可能
レッスン形態	マンツーマン
予約方法	好きな日時で予約可能
料金体系	月2回/12,000円（税込 13,200円） 月3回/15,000円（税込 16,500円） 月4回/19,000円（税込 20,900円）
入会金	11,000円（税込） →0円（即日入会で）
営業時間	10:00〜22:00(新宿校)
無料体験	あり
体験後の勧誘の有無	なし（しつこい勧誘一切なし）

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まずは無料体験レッスンで雰囲気を確かめよう

体験レッスンに参加するとスクールの雰囲気が分かり、スクール選びが成功します。体験レッスンでは初心者でも安心して参加できるように基礎的な内容からスタートすることがほとんどです。

私自身もダンススクールに入る前は体験レッスンに参加し、スクールの雰囲気を確かめました。実際に体験することで雰囲気が分かり、長く続けられる秘訣だなと感じました。

気になることがあった場合にはその場で質問もできますし、レッスン後にスタッフに相談すればクラス選びの参考にもなります。中には無料体験レッスンを実施しているスクールがあるので、気になるスクールの体験には積極的に参加してみましょう！

ダンス初心者が上手になる方法についてよくある質問

ダンスを始めると「年齢が高くても大丈夫？」「独学で上達できるの？｝「ジャンルが分からない」などの疑問を持つ方が多くいます。この章では、初心者が特によく抱く質問に答えています。不安を解消し、安心して練習を続けられるヒントとしてお役立てください。

年齢が高くてもダンスを始められますか？

はい、年齢に関係なく始められます。実際に大人になってから趣味としてダンスを楽しむ人はたくさんいます。体力や柔軟性に不安がある場合は、ストレッチや基礎練習から無理のない範囲で始めると安心です。大切なのは「楽しみながら続けること」です。

独学でもダンスが上達しますか？

独学でも練習方法や環境を整えると上達は可能です。ただし、自分では気づきにくいクセや間違った動きを直すのが難しいため、効率よく学ぶならレッスンやワークショップを併用するのがおすすめです。独学と指導をうまく組み合わせると、成長スピードが早くなります。

さまざまなジャンルがあるが簡単なジャンルはどれですか？

ジャンルによって動きの特徴は異なりますが、初心者にはリズムに合わせて体を動かしやすい「ヒップホップ」や、基礎から学びやすい「ジャズダンス」がおすすめです。どのジャンルが簡単というよりも、自分が「楽しそう」と思えるものを選んだほうが長続きしやすく、結果的に上達にもつながります。

まとめ

ダンスが上手くならないと感じているときは、基礎練習の不足や環境、気持ちの持ち方が原因になっていることが多くあります。ですが、リズム練習やアイソレーションなどの基礎練習などを毎日続けることで、必ず成長を実感できるようになります。

最初から完璧にできないのは当たり前です。自分に合った練習方法を探しながら上達を目指していきましょう。本気で上達したい方はプロに相談するのもおすすめです。ダンスを楽しみながら、上達への練習を積み重ねて一緒に頑張っていきましょう！